独立行政法人 国立病院機構 西別府病院

大分県別府市の国立病院 リンパ浮腫・スポーツ医学センター 医療に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

放射線科

■16列マルチスライスの紹介

放射線科では平成22年12月より、新鋭の多列型X線CT装置16列MDCT【Multi Detector-row CTの略:マルチスライスCTとも呼ばれます】の稼働を開始しました。
導入した装置名はActivion16(東芝メディカル製)です。

更新前のCTは、シングルスライスヘリカルCTと呼ばれ、X線管に対するX線検出器が1列しか配置されていませんでしたが、今回の16列マルチスライスCTはテーブル移動方向(体の長軸方向)に16個のX線検出器が配置されているのが最大の特徴です。
X線検出器が16個配置されていることにより、前回CTに比べ、極めて短時間に検査を終わらせることが出来るようになりました。
Activion16装置は、1回転0.75秒の高速撮影と16スライス(断面)データの同時収集が出来て、しかもスライスの厚さは最小で0.5mmが可能ですので検査時間や患者さんの息止めの時間を短縮でき、前装置よりも高精細な画質のCT画像を作成できるCTです。
マルチスライスCTは胸部から骨盤まで最速20秒程度で撮影できるため、今までは何度も息を止めたりしていたのが、ほぼ1回の息止めで検査を終える事が出来るようになりました。
0.5ミリまたは1ミリの厚さで全ての画像データを収集し、保存しますので、胸部から骨盤部までCT検査すれば、1ミリ厚の画像枚数は約1,000枚程度になります。
この約1,000枚程度の画像データを利用して、検査が終了後、再撮影なしに、血管や骨の3D(三次元立体)画像の再構成、冠状断や矢状断といった体の任意断面の画像も作成できますので、人体内部をあらゆる方向から3次元的に画像評価できるようになりました。高精細な画質により胸部のCT画像では、病変の大きさが数ミリ程度のものまで描出することも可能になりました。

3次元 骨再構成画像

3次元 骨再構成画像

 

脂肪測定画像(赤は内臓脂肪、青は皮下脂肪)

脂肪測定画像(赤は内臓脂肪、青は皮下脂肪)

 


■放射線科の機器を紹介します。

16列マルチスライスCT装置 

16列マルチスライスCT装置 

 

1.0T  MR装置

1.0T  MR装置

 


放射線科の撮影室と保有装置は以下のとおりです

  • 第1室 透視室     【X線TV装置 1台】
  • 第2室 第1一般撮影室  【X線撮影装置 1台、パントモ撮影装置 1台、骨密度測定装置 1台、FCR 5501Plus装置1台、FCR VELOCITY T装置1台】
  • 第3室 第2一般撮影室 【X線撮影装置 1台、FCR VELOCITY U装置1台】
  • 第4室 MR室      【1.0T MR装置 1台】
  • 第5室 CT室      【16列マルチスライスCT 1台】

その他、ポータブルX線撮影装置3台、外科用イメージャ1台、FCR 5000Plus装置1台、ドライイメジャー1台を所有しています。

■放射線科スタッフの紹介

放射線科は、放射線科医 1名、診療放射線技師3名で構成され、放射線科基本理念の3つを日々、実践しています。

  1. 最新、最良の医療・知識を習得し、診断画像の向上に努めます。
  2. 線量低減を行い、最適な診断画像を提供します。
  3. 患者様の人権を尊重し、安全で最良の医療を実践します。
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